Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

地に足のついたスターシード

私がずっとファンである星野源さん。源さんの書く歌詞は、かつて闇を抱えていた私に本当に刺さります。

でも最近の源さんは、自分の殻を抜け出した感があって…あまり歌詞に闇を感じられなくなって、個人的には寂しかったんですよね。

そんな中で先日、最新曲の「喜劇」が配信リリースされました。曲調は最近の源さんらしくダンサブルでお洒落、やっぱり今回も洒落た感じの曲なのかな…と思って歌詞を見てみたら…!

…何これ!まんまスターシードのこと歌ってるやんけ!久しぶりにきましたよ、コレ。

長くなりますが、歌詞そのまま載せますので、読んでみてくださいね。

    *****

争い合って 壊れかかった
このお茶目な星で
生まれ落ちた日から よそ者
涙枯れ果てた
帰りゆく場所は夢の中

零れ落ちた 先で出会った
ただ秘密を抱え
普通のふりをした あなたと
探し諦めた
私の居場所は作るものだった

あの日交わした
血に勝るもの
心たちの契約を

手を繋ぎ帰ろうか
今日は何食べようか
「こんなことがあった」って
君と話したかったんだ
いつの日も
君となら喜劇よ
踊る軋むベッドで
笑い転げたままで
ふざけた生活はつづくさ

劣ってると 言われ育った
このいかれた星で
普通のふりをして 気づいた
誰が決めつけた
私の光はただ此処にあった

あの日ほどけた
淡い呪いに
心からのさよならを

顔上げて帰ろうか
咲き誇る花々
「こんな綺麗なんだ」って
君と話したかったんだ
どんな日も
君といる奇跡を
命繫ぐキッチンで
伝えきれないままで
ふざけた生活はつづく

仕事明けに
歩む共に
朝陽が登るわ ああ
ありがとうでは
足りないから
手を繋ぎ

さあうちに帰ろうか
今日は何食べようか
「こんなことがあった」って
君と話したかったんだ
いつの日も
君となら喜劇よ
踊る軋むベッドで
笑い転げたままで

永遠を探そうか
できるだけ暮らそうか
どんなことがあったって
君と話したかったんだ
いつまでも
君となら喜劇よ
分かち合えた日々に
笑い転げた先に
ふざけた生活はつづくさ

    *****

…いかがですか?私の中で、源さんは薄々スターシードだと思っていましたが、今回確定です!

まぁ、ご本人にその自覚があるかどうか?は、また別の話ですけどねσ(^_^;)

 

源さん今回の曲について、珍しく解説動画をYouTubeにアップされています。そこで話題になっていたのは、冒頭の「お茶目な星」という部分。当初は「ふざけた星」という歌詞だったそうなのですが、そもそも星自体に罪はなく、そこに住んでいる人がおかしいのであって…って話をされていました。

コメント欄で、みなさんがこの部分にものすごく共感されていて。こういう考え方を多くの人に伝える力のある源さんは、やっぱりすごいと思いました。

 

そして最後に。源さんの歌詞は宇宙的な観点があるとともに、しっかりと現実世界に着地しているんですよね。フワフワと宇宙に憧れているだけのスピ界隈のみなさん!スターシードってこういうことなんですよ!!(ちょっと気持ちの強さが出ちゃいましたね…汗)

今回の曲はアニメとのタイアップがあるので、家族というものに焦点を当ててはいるのですが…よそ者である自分が、秘密を抱えながらも普通のふりをして、そんな日々の中で今日のご飯何にしようか?とか、見える景色の感動を分かち合いたい!とか、もうね…本当、共感しかないです。

あー、この共感とか感動を表すピッタリな言葉が、他に見つからないです、うう…。源さん、本当に素敵な曲をありがとうございます!

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「女だから」…だから、何?

とある日の夜中。パパが見ていたドラマを何となく一緒に見始めたら、面白くて最後まで見てしまいました。「風の向こうへ駆け抜けろ」というNHKのドラマで、平手友梨奈さん演じる主人公の女性騎手が悪戦苦闘しながら、競馬界で活躍していくまでを描いたドラマです。

ざっくりと内容に触れますと…このドラマ、最初は嫌というほど女性騎手に対する偏見を描いています。女性というだけで厩舎のスタッフさんに門前払いされたり、受け入れられなかったり、競馬での衣装も「女」を強調した奇抜なものを用意されたり…挙げ句の果てには、オーナーさんに「勉強会」という名目で誘われて、セクハラ寸前の状況にまでなるのですが…この主人公は「騎手を舐めるな!」とオーナーさんを背負い投げして振り払い、何とかその場から逃げ出します。

オーナーさんが悪いとはいえ、背負い投げをして怪我を負わせてしまった…彼女はもう「騎手として終わった」と落ち込みますが、実は密かに横暴なオーナーに不満を持っていたスタッフさんたち!このことをきっかけに彼女のことを見直して、女としてではなく、ひとりの騎手として彼女を受け入れ始めるのです。

でも、背負い投げをされて屈辱を味わったオーナーが、このまま黙っているわけはなく…何とこの厩舎の馬たちを引き上げてしまいます。その後彼らは、自分たちの手で有望な馬を見つけ出して、自分たちの厩舎に招き入れ、この馬とともに騎手もスタッフも成長して、勝利を重ねていって…最終的に彼女はG1レースに出場するまでになるのです。

この女性騎手の葛藤と、逆境に負けない強さを、平手友梨奈さんが素敵に演じてくれていました。

 

こういうね、男性社会における女性蔑視とか、パワハラ、セクハラ…私もかつて、高校教師時代に嫌というほど味わいました。

仕事始めの日に、歓迎会と称して夜中まで飲み会に付き合わされたことに始まり。学年主任に呼び出されて、焼き鳥屋の個室で2時間丸々説教をくらったり。年配教師のエロジジイに飲みに付き合わされて、冗談とはいえホテルに行こうと誘われたり。学年末に強制参加を求められる慰安旅行は本当に地獄でしたし、飲み会で女性教員はお酌やチークダンスを強要されたり…もうね、パワハラ、セクハラ、何でもありの世界でした。

当時の私は、こういうパワハラやセクハラは本当に嫌でしたけれど、もう仕方ないと割り切っていました。圧倒的な男性社会の中で、若い女性がひとりで声を上げたところで、そんな声は簡単に潰されてしまうだろうし…それよりも生徒たちとの関わりとか、別のところで自分の生き甲斐を見つけて、当時は何とか乗り切っていました。

一旦特殊な狭い世界に所属してしまうと、客観的な目線を持つことは難しいですし、なかなかその世界観から抜け出せないんですよね。そういう価値観が許されていた、時代的なものもあったと思います。

 

そして今、映画界がこの話題で揺れていますね。監督が全ての権限を持つ世界で、監督を頂点としたピラミッド構造になることは想像がつきますし、オファーされる側の俳優さんや女優さんはきっと立場が弱いですよね。そこにつけ込んだ監督さんが、女優さんを起用する代わりに性的関係を強要する…今までは、そんな酷いことが当たり前に行われていたようですね。

でも、時代の移り変わりとともに、権力を利用した悪事が次々と暴かれています。以前よりは、弱い立場の人たちが声を上げやすくなっているようにも思います。

元来女性というのは、男性よりも芯の強さを持っているはずです。これからの時代は、権力よりも精神力、自分力の強さが重要になってくるはず…今まで弱い立場で苦しかった人たちも、これからはそんなくだらないことで苦しむ必要なんて…なくなってくるはずですよ、きっと!

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先生に対する、意外な格付け

学校のことでここ最近悩んでいた、ゴールデンチルドレンの息子。今日は久しぶりに学校へ行きましたが、ひとまず落ち着いて1日過ごせたようで、よかったです(^_^)

学校では教室に入れない息子ですが、一旦学校を離れてしまえば友達とも普通に話せますし、苦手な先生とも電話で仲良く話すことができます。家に帰ってきて安心して過ごしている時は、息子本来のユニークさが全開になって、面白い発想をすることもあります。

 

先日も家でテレビを見ながら、学校のことをいろいろと息子と話していたのですが、突然息子がこんなことを言い出しました。

「支援級の先生の帰れま10!先生の順位は…ジャン!59位!」…そう、その時見ていたバラエティー番組内でのランキング企画にちなんで、息子が先生たちの格付けを始めたのです。それにしても…苦手なタイプの先生とはいえ、支援級の先生が59位…順位低っ!

 

これは面白いかも?と、息子にまわりの先生たちの順位を聞いてみました。息子はノリノリで、次々に順位を発表してくれました(^_^)

さて。先生たちの帰れま10ですが…意外な結果が出たんですよね。まずは上位の発表!

第1位・児童ケアマネの若い先生

第2位・ホースセラピーの先生

第3位・児童ケアマネの年配の先生

第4位・放課後デイスタッフのおばちゃん

第5位・言語リハビリの先生

…と、やはり学校の先生よりは、発達支援の先生たちが上位にきました。1位のケアマネさんは、息子の話をたくさん聞いてくれる方で、若くて美人さんなのも息子にはポイント高いかもしれません。2位のホースセラピーの先生は言うまでもなく。3位のケアマネさんと4位の放課後デイスタッフさんは、とにかく優しく息子に接してくれます。5位のリハビリの先生は、息子と同じ目線でたくさん遊んでくれます。

そして、上位には来なかった学校の先生たちですが…6位に入ったのが、新しく5年生の担任になった先生!ちょっと意外ですが、息子に興味を持って接してくれているのが親としてもわかりますし、息子も放課後にお話をするのがとっても楽しいようで…私としては納得の6位です。

 

私の中では上位に入ると思われていた、昨年までお世話になっていた先生たち。4年生の担任だった先生は8位、そしていちばんお世話になっていた旧支援級の先生は、何と11位でした。

理由のひとつとしては、今年担任を離れてしまったことで、息子的に「何でいなくなっちゃったんだよー!」という気持ちもあるのかもしれません。でも、それ以外に思い当たることが私にはあって…特に支援級の担任だった先生は、息子のことを考えていろいろと動いてくれた先生ではありますが、あくまで「担任の先生として」息子と接していたに過ぎないような…「ひとりの人として」本当の意味で息子に興味を持ってくれていたわけではないような…今思えばそんな気がするんですよね。

確かに昨年度、息子は放課後教室に残って、先生のお手伝いをしながらたくさんお話をしていたのですが…先生たちが苦笑いをしている場面もけっこうあったんですよね。息子の中でも、無意識にそういう部分を感じ取っていたのかも?しれませんね。

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それにしても、新しい支援級の先生が59位…やっぱり、低すぎるよ!!

 

 

自分を信じる怖さと覚悟

ここ最近悩まされていた、ゴールデンチルドレンである息子の新学期問題。支援級の先生が新しく変わり、以前の先生と指導方法が大幅に違っていたことで、息子が先生に不信感を持ってしまい、学校に行けなくなってしまったのです。

息子は初めての人や場所に慣れるのに、ものすごく時間がかかります。よく見て、観察して、自分の中でオッケーになって初めて、相手に自分の気持ちを伝えることができます。今回は新しい先生と信頼関係を築く前に、先生が若干暴走して息子に無理をさせたことで、息子が一気に心のシャッターを閉めてしまったんですよね。

 

私は当初、新しい先生の指導方針を信じてみました。もしかしたら若干強引なやり方であっても、流れに乗って息子がうまく教室に入れるかもしれない…そんな思いもありました。

でも、実際にはそうではなく。息子は先生に嫌だと言えずに、極限まで我慢して耐えてしまったことで、先生と学校に対する猛反発に繋がってしまったんですよね。

 

私は今まで、基本的には息子の意志を尊重してきました。ゴールデンチルドレンである息子は、私たちが思う以上にいろいろなことがわかっているし、まわりのこともよく見ています。

でも、息子が年齢を重ねていくにつれて、従来の価値観を持つ大人たちと意見が衝突する場面が増えてきました。発達外来の先生には、今後社会人としてやっていくために、本人が嫌でも教室に入らせるべきだと言われましたし。今回の新しい支援級の先生も、良かれと思って息子を積極的に教室へと入れていたわけですし。

 

私は今回、息子が本来持つ感覚と、まわりの大人たちが持つ価値観との狭間で、自分の軸がものすごくブレました。果たして息子にとって、どんな道を進んでいくのがいいのか?わけがわからなくなりました。

悩んだ末に、自分の中にある声を聞くためにオラクルカードを引いてみたら、出てきたのはゴールデンチルドレンのカード!やはり私は、息子のことを信じてあげるべき!あとは流れに任せよう!って、改めて思えたんです。

すると、状況がどんとん良いほうに動いていきました。発達障がい専門の先生による巡回指導がたまたまあったことで、新しい支援級の先生の価値観が変わるきっかけになりましたし、私自身も息子のためにやるべきことがはっきりしてきました。親として先生にいろいろと働きかけてみたら、先生も私の話を聞いて下さって、息子が安心して学校に行く体制を整えることができました。

でも、この「自分を信じて実際に動く」ことが、ものすごく怖かったんです。今はこうすべきだ!って感覚でわかっていても、実際に行動に移すときの心細さというか、メンタルの弱さというか…自分自身を奮い立たせて、やっとの思いでGO!って感じだったんですよね。

 

自分を信じて前へ進むということが、こんなにも覚悟が要ることなのだと、私は今回の経験で思い知りました。

でも、自分の声をしっかり聞いて、自分の思いを信じて動けば、確実に状況が動いていくってことも実感しました。

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ひとまず息子が落ち着いて学校へ行けるようになったら…少しだけ、のんびりしようかな。

 

 

 

まずは土台を作ること

発達障がい児でありゴールデンチルドレンでもある息子が、新しい支援級担任の先生に不信感を持ってしまい、学校に行けない事態に陥っています。

息子が先生に不信感を持った原因は、本当は5年生の教室に入りたくないという自分の気持ちを先生に言えない状況の中、先生は息子が何も言わないから大丈夫だろう…と無理に教室に入れてしまっていたことです。2日間我慢をして5年生の教室で過ごしたけれど、息子にとってはもう限界だったようで…でも、発達障がい児にあまり慣れていない様子の先生は、そんな息子の気持ちが理解できないようなのです。

 

昨年度までの支援級の先生は、発達障がい児のことをよくわかってくれている優しい先生でした。息子は安心して学校に通えていましたし、基本的には支援級で過ごしながら4年生の教室にも少しずつ入ることができていました。

今年度はその先生が支援級のもうひとつのクラスに異動となり、息子のクラスには新しい先生が来て、今回の事態になってしまったわけです。息子にとって今まで築いてきたことが、先生が変わったことで一気に崩れてしまい、ゼロどころかマイナスからのスタートになってしまったのです。

 

新しい先生は、決して話がわからない先生ではないし、親である私とも積極的にコミュニケーションを取ってくれています。ただ、息子のような子に対する扱いがよくわからないのだそうで…

今回タイミングよく発達障がい専門の方が巡回に来てくれて、先生は息子のことを相談し、基本的には寄り添うことが大切だと教わったそうです。しかし先生はまだ、少しずつでも息子を5年生に入れることを考えていて…そんな先生に「今は教室に入れることよりも、まずは支援級で落ち着いて過ごして、先生との信頼関係を作ることから始めてください!」と私からお願いをしました。

そして、学校に行けずに家にいる息子と、電話で直接話してもらいました。直接先生の言葉で、支援級で過ごしても構わないことを、電話越しに息子に伝えてもらいました。

これで学校へ行けるかな…と思っていましたが、息子はまだ先生を信頼できないようでした。学校へ行ったら、また5年生に行けってきっと言われるんじゃないか…だから学校へは行けない、とのことでした。

 

先生の言葉が信用できない…では、どうすれば息子は安心して学校へ行けるのか…次に私たちができることは、環境を整えること!

息子が5年生に入れない理由は、男の子同士がワイワイと騒いでいるのが嫌だからです。そして、昨年までの支援級は女の子ばかりでしたが、今年は新たに男の子が増えて、支援級の中でも息子が苦手な、男の子たちがワイワイ騒ぐ状況が起きる可能性があります。

そこで考えたのは、支援級の部屋の中に、さらに息子の安全地帯を設けてもらうこと!教室の一角をパーテーション等で区切って、嫌なことがあったら息子がそこに逃げ込めるようにすることです。

私が学校へ行って先生に提案をしたら、先生はすぐに息子の避難場所を支援級の部屋に設置してくれました。スマホで避難場所の写真を撮って、家に帰って息子に見せつつ、支援級で1日中過ごして構わないことと、何かあったら避難場所に行けばいいことを伝えたら、今回は信用してくれました。

もう1日だけ家で落ち着いて過ごして、次の日は学校へ行く!と、息子から力のこもった返事をもらいました。今回はきっと、大丈夫だと思います。

     *****

発達障がい児に限らず、子育てに大事なのは「土台づくり」だと私は思います。私たちが生きていくうえで、いちばんの土台になること…それは、まわりの人と信頼関係を築くことであり、自分はここにいていいんだ!と自分を肯定的に受け入れられることだと思います。

特に発達障がいを抱える子たち(=ほぼスターシードだと、私は思うんですけどね)にとって、地球上で過ごすことは慣れないことで、不安なことばかり…なので、なおさら時間をかけてしっかりと土台を作る必要があると思います。

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今回の息子のように、築きかけていた土台が崩れてしまったら、また一から作り直せばいいんです。焦らずに、時間をかけて、じっくりと…決して無理強いをしないで、息子の気持ちに寄り添い、できるサポートをする…こう書いてしまうと簡単なようですが、今回の一連のことで、土台づくりって本当に難しいなぁと改めて感じました。

 

今回改めて気付かされたのは、まずは子供を信じること。そして、決して焦らないこと。なので、今日1日は息子のリクエスト通り、気持ちを整えるために学校をお休みしています。

あとは、明日から学校へ行く!という息子の言葉を信じること、そして支援級の先生と連携を取りながら、息子と先生と双方のサポートをしていくこと…それが今、私にできることだと思います。

 

 

 

ゴールデンチルドレンと学校

新学期になって1週間。発達障がい児であり、ゴールデンチルドレンでもある息子は、早いもので5年生になりました。

昨年度までの担任の先生は、支援級の先生・学年の先生ともに、敏感な息子の特性を理解して寄り添ってくれる先生たちでした。強いて言えば、そんな先生たちに息子が甘えすぎている部分もありましたが…

そして今年度。支援級も学年担任も新しい先生に変わりました。学年担任の先生は優しそうな女性の先生なので、息子もすぐ慣れましたが…支援級の先生が、発達障がいにあまり詳しくない男性の先生…それでも最初は、息子も新しい先生と仲良くなろうとしていました。

しかし…その先生は、息子に質問しても返事が返ってこないからと、学年の教室へ息子を無理に入れてしまっていたようです。今日はたくさん教室に入れたので、たくさん褒めてあげてください…と、連絡帳に書いてありました。

 

支援級の先生が大好きな先生から苦手なタイプの先生に変わってしまい、ただでさえ不安なところに先生に無理強いされてしまった…もちろん、先生は良かれと思ってそうしたのですが…このことが原因で、息子は新しい先生に対して一気に不信感を増し、ボクは学校へは行かない!と言い始めてしまいました…

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…さて。息子のような子にとって、学校という場所が窮屈なのはわかっているつもりでしたが。いよいよ我が家も、学校に頼らない取り組みをするべきなのか…でも、昨年までは何の問題もなく学校に通えていたんですからね。先生が変わっただけで、ここまで息子が悩まされるのは話が違いますよね。

できれば先生に息子の特性を分かってもらって、今まで通り学校に通えるのが、現時点ではベストだと私は思いました。ですが…息子の将来のこととかをいろいろと案じていたら、急に不安な気持ちが押し寄せてきました。うう…

 

こういう時、私は自分と向き合うスピなアイテムに頼ってしまいます。まずはオーラソーマのミニリーディングをしてみましたが…私が選んだボトルは、今の私のショック状態を表しているものばかり。そりゃそうよね…

さらに私は何かしらメッセージがほしくて、本当に久しぶりにオラクルカードを引きました。使ったのはスターシード・オラクルカード。心を落ち着けて、カードを切って、落ちてきたカードが…これ。

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何と「ゴールデンチルドレン」のカードでした!!

さらに、カードの裏側に出ていたのは…これ。

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「使命」というカードでした。

ああ、やっぱり、ゴールデンチルドレンである息子のことを信じて、余計な心配なんてしないで、親として今自分ができるサポートをして…あとは流れに任せていけばいいんですよね、きっと。

 

昨日のことですが…息子はやはり学校へは行きたがりません。ひとまず私ひとりが学校へ行って、息子が先生に直接言えない気持ちを、息子の代わりに伝えてきました。

先生の反応は、遅刻でも学校に来てくれれば、ひとまず「今日は」支援級で過ごしていいですよ、とのことでした。家に帰って、先生の言葉を息子に伝えましたが…息子の不信感を拭うことはできず、結局学校へは行けませんでした。

支援級で落ち着いて過ごしたい息子と、やはり息子を教室に入れたい先生…互いに言っていることが平行線を辿っているうちは、しばらく学校へは行けないかもなぁ…って思っていました。

 

お昼休みの時間に学校に電話し、結局お休みすることを先生に伝えました。すると先生から、こんな話がありました。

…今日たまたま発達障がい専門の先生が巡回指導に来ていたので、○○くん(=息子)のことを相談したところ…その専門の先生から「教室に入れることを急ぐよりも、まずは安心できる居場所を作ってあげてください」とのアドバイスがあったのだそうで。教室に入れるにしても、まずは1日5分だけとか、少しずつ始めてください、と言われたそうです。

そのアドバイスを聞いて、ひとまず5分ずつ教室に入ることから始めてみます、と先生が言っていたのですが…ちょっと待って!その前に、まずは支援級で安心して過ごせることを第一段階にして、息子の先生に対する不信感を拭うことから始めてください!教室に入るのは、そこが定着してからでもいいですか?と、私から先生にお願いしました。先生はひとまず、私のお願いを了承してくれました。

その後息子と直接電話で話してもらって、先生から息子に直接、支援級で過ごして構わないと言ってもらいました。息子は少しだけ、先生の言葉を信じてみようと思ったのか?ひとまず学校へ行ってみる、とのことです。

*追記…結局次の日も学校へは行けませんでした。その後の話はまた、改めて書きたいと思います。

 

今回支援級担当になったこの先生、決して話がわからない人ではありません。親である私とも積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれています。ただ、うちの息子のような子が、先生にとっては未知との遭遇…ってだけだと思います。

先生が今まで持っていた常識を覆す必要があるので、一筋縄ではいかないかもしれませんが…息子とともに、この新しい先生とひとまず1年間、ガッツリ向き合っていこうと思います。

それにしても、今回は巡回の先生に救われました…今度お会いしたら、お礼を言わなきゃいけないですね(^_^)

 

 

 

先生たちの、本当の想い

今日は子供たちのホースセラピーの日でした。暖かく、天気も良く、絶好のセラピー日和!

先日も書きましたが、ホースセラピーをしてくれるこの牧場は、4月いっぱいで一旦事業休止をすることが決まっています。何の前触れもなく突然手紙が届いた衝撃とか、事業休止の理由があまり語られていないこととか…私を含めて、親たちは正直混乱しています。子供たちはみんなホースセラピーが大好きなので、4月でセラピーが終わってしまうことを自分の子供に言えない人も多いようですね。

 

なぜ事業休止になってしまうのか?ホースセラピーのタイミングで、親はそれぞれ先生たちに理由を聞いているようです。先生たち、セラピーの度に親の質問に答えるのは大変ですよね…って思いましたが、私も今日のセラピー後に話を聞かせてもらっちゃいました…汗。

この牧場を主に管理しているのは、ホースセラピーの先生である管理責任者の女性と補佐役の男性。他にお手伝いのスタッフさんも数名いるのですが、基本的な業務はこの2人で分担してやっています。

朝から晩まで馬のお世話と管理を、ほぼ毎日。それに加えて、営業日は利用する子供たちのお世話と管理。万が一、馬や子供たちに何かあってはいけない…そんな責任を負い続ける生活を5年間続けてきて、おふたりとも心身ともに疲れ果ててしまったのだそうです。

 

職員を増やすなりして負担を減らしてもらい、何とか辞めずに済む方法を模索したそうですが、運営側との話し合いがうまくいかなかったそうで。この仕事自体は好きで、幸せな仕事だとは思っているそうですが、もう限界…これ以上続けることはできない…苦渋の決断だったそうです。

今思えば、3月中旬にセラピーに行ったとき、先生たちの雰囲気がものすごく暗く、まるでお通夜のような日があったんですよね。たぶんその時期に、仕事を続けるか否か?迷われていたのかもしれません。現に辞めると決めてからの今日のセラピーは、先生たちがいつもの元気を取り戻していて、私たちもとっても楽しかったですからね。

 

先生たちの生の声を聞けたことで、私自身はとってもスッキリしました。そりゃあセラピーが無くなるのは本当に残念ですけど…先生たちが無理をしてまでやってもらうのは、本意ではありません。

逆に、障がいを持っている子供たちが馬に乗る機会を持てたこと自体、感謝しなきゃいけないですよね。本当に貴重な経験でしたし、動物を怖がっていたうちの2人が立派に馬に乗れるようになったんですからね!おまけに猫背だった姿勢も良くなりましたし。

うちの2人にとって、来週が最後のセラピーです。馬たちの好物である果物をたくさん持って行って、ありがとうの気持ちを親子で精一杯伝えてこようと思います。

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ちなみに…事業休止の間、お馬さんたちは一旦別の施設に預けるそうで。次の先生が見つかって再開の目処が立ったら、また戻ってくる予定だそうです。

でも、この牧場の居心地の良さを作ってくれていたのは、今までずっと頑張ってくださった先生たちであり、スタッフのみなさんであるわけで。今の先生たちがいないホースセラピー…私は全く想像がつきません。もし次の方が見つかって、事業再開したとしても、今までとはまた雰囲気が違うものになるかもしれませんね。